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テフロン加工が危ない!

2003/05/24

最近、驚くべきニュースが発表されました。テフロン加工の調理器具が毒素を発生し危険性があると、アメリカの環境ワーキンググループ(EWG)から発表(2003/5/15)があったのです。

テフロン加工を施した調理器具は、家庭用のコンロで加熱すると、2〜5分の間に、小鳥が死にいたるほどの毒素を発生するという指摘がありました。テフロンのメーカー、デュポン社はこの50年、人体への影響等を研究してきましたが、デュポン社の発表する結果と、EWGの検査結果に食い違いがあることも指摘されました。

人体への影響がどれほどのものかは、まだ結果は出ていませんが、小鳥が死にいたる毒素が人体へ影響しないわけがないことから、テフロン調理器具には、 健康を害する危険性があることを表記したラベルを付けることを、米国消費者製品安全委員会(CPSC)に要請しました。

10数年前には、アルミニウム製鍋を使用するとアルツハイマーになるとセンセーショナルな発表があり、かなりのご家庭でアルミ製鍋を廃棄した事例もよく聞きました。この話は以前は、調査手法に問題があると指摘されたり、ステンレス業界の人が流したのではないかと、その信憑性を疑われたこともありました。しかし今年に入って、大阪大学からその因果関係が発表されています。
ただし、これはアルミの鍋だけの問題ではなく、缶ジュースなどでもアルミ缶が、特に最近多く使われているので、全国または全世界的な取り組みが必要になってくるのではないでしょうか。

個人的には、最先端技術とか必要以上に便利なことに懐疑的なところから、キッチン・スピークスとしては、例えば鍋はステンレス鍋、鉄鍋、銅鍋をお勧めしたり、ファブリックなどの素材も自然素材のものをお勧めしたり、と便利でも安全であることにこだわって商品をセレクトしています。

最近よく思うのですが、洗うのが面倒だからテフロン加工を使う、といった発想だと他にも危険性がでてきてしまいます。水切りや乾燥をきちんとしないと、キッチンなどの水廻りはカビや雑菌の温床になりやすい環境にあります。携帯電話は便利なツールですが、使い方を考えないとメル友、出会い系サイトで危険な目に会うのと同じことだと思います。メーカーの責任を問うと同時に、自分自身のライフスタイル、生活スタイルをよく見直すことも必要だと思います。

私自身は商品の情報をご提供する立場なので、できる限り情報を事実としてお届けしたいと思いながら、商品を使う一消費者でもありますので、両方の立場を、改めて考えさせられるニュースでした。

"Environmental Working Group" news release (May 15, 2003)
http://www.ewg.org/reports/toxicteflon/release20030515.php


2009年1月5日加筆
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